創業者精神を持って
空気、水、そして地球にかかわる
事業の創造と発展に、英知を結集する

MESSAGE | 社長挨拶

技術オリエンテッドな企業経営で
ヘリウムの新たな価値を創造する

当社は1969年に、日本で初めて液体ヘリウムの輸入・充填・販売を行った企業として誕生しました。現在、産業ガスの総合的なソリューションを提供するエア・ウォーターグループの一員として、センター工場(川崎)を中心に、北は北海道から南は九州まで6カ所に充填委託工場を構えて、全国津々浦々のお客様に対応しています。

当社のサービスの根幹をなすのが、「安全」と「技術」です。創業以来、無災害を継続しており、「安全」や環境への意識をすべての現場に徹底しています。そして、当社からお客様への提供価値そのものといえるのが「技術」です。高度な「技術」が要求されるヘリウムの販売において、客先での移充填(専用容器からの移し替え)などを熟練した作業員が担うことで、高い顧客満足度を実現しています。これからも、ヘリウムのパイオニアとして蓄積してきた「技術」を駆使し、お客様の生産活動や研究活動のイノベーションに貢献していきます。
当社の事業を長期的に見ますと、天然産物であり、その副生物でもあるヘリウムを扱うことから、常に需要と供給のアンバランスが起こります。そうしたリスクへの備えとして、調達ソースの多元化を図り、安定供給体制の確立に取り組んでいます。また貴重な資源を取り扱うため、生産、供給などのバリューチェーンにおけるロスの低減が求められます。そこでエア・ウォーターグループとの連携のもと、ロスを究極まで低減する理想の新工場を川崎に竣工しました。
当社は確かな調達ルートと生産性の高い工場を事業基盤に、セールスエンジニアを核とした営業戦略を推進し、お客様との互恵関係を大切にしながら成長していきたいと考えています。ご理解とご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

代表取締役社長 松山弘文の写真
代表取締役社長
松山 弘文
日本ヘリウムコンテナの写真

会社概要

商号
日本ヘリウム株式会社(NIPPON HELIUM INC.)
設立
1969年(昭和44年)7月25日
所在地
川崎市川崎区塩浜3丁目10番1号
資本金
45百万円
業務内容
  • 1.ガスヘリウム及び液体ヘリウムの輸入・充填・販売
  • 2.レアガス(キセノン、ネオン、クリプトン)の販売
  • 3.重水素及び酸素同位体などの安定同位体ガスの販売
品質
ISO9001
役員一覧
代表取締役社長:松山 弘文
取締役:桐畑 俊正
取締役:宮久 浩尚
監査役:大石 大輔
アクセス

〒210-0826 川崎市川崎区塩浜3丁目10番1号

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○飛行機利用の場合

羽田空港より、京浜急行線で京急川崎駅下車
川崎駅東口より、タクシーにて10分程度または臨港バス川21系統で「JFE池上正門前」下車 約徒歩3分、
羽田空港からはタクシー利用で20分程度

○新幹線利用の場合

新横浜駅よりJR横浜線乗車、東神奈川駅にてJR京浜東北線乗換、川崎駅下車
川崎駅東口よりタクシーにて10分程度
または臨港バス川21系統で「JFE池上正門前」下車 徒歩3分

○JR又は京急線利用の場合

JR川崎駅または京急川崎駅東口より、タクシーにて10分程度
または臨港バス川21系統で「JFE池上正門前」下車 徒歩3分

会社の主な沿革
ー日本で初めてヘリウムの輸入・充填を手掛けたパイオニアとしての歴史

1969年7月

大宝産業株式会社、三井物産株式会社が共同出資で液体ヘリウムの輸入、小分け充填、国内販売を目的として会社設立。資本金3,000万円。

1974年5月

大同酸素株式会社(現 エア・ウォーター株式会社)資本参加及び増資。資本金4,500万円。

1985年7月

日本ファインガス株式会社(現 泉北酸素株式会社)とヘリウムガスの充填委託契約を締結。

1989年1月

熊本大同ガス株式会社(現 エア・ウォーター西日本株式会社)とヘリウムガスの充填委託契約を締結。

2002年10月

竹中高圧工業株式会社とヘリウムガスの充填委託契約を締結。

2008年4月

ISO9001取得。

2013年3月

新潟ガス工業株式会社とヘリウムガスの充填委託契約を締結。

2016年4月

レアガス事業に本格的に参入。

2017年3月

大宝産業株式会社資本撤退。

2018年4月

川崎市へ本社工場移転

Establishment of Plant

新たな歴史のページをめくる
「センター工場の設立」

当社は、さらなる業務の充実、安定したヘリウム供給を目指し、神奈川県川崎市に従来の約3倍の敷地面積6,616㎡の新工場を建設し、平成30年4月から本格稼働を開始しました。
新工場は、ありとあらゆる改善点を絞り出し改良を重ねる実験工場的立場を担い、最終的に理想的プロセスを完成させる責務を負っています。
さらにその改善の過程で蓄積したデータを基に理想的プロセスを全国のエア・ウォーターグループの超極低温充填所に横展開を図り、グループ全体の収益向上に活かしたいと願っております。

エア・ウォーターグループの一員として

日本ヘリウムは、エア・ウォーターグループの一員となって以来、研究・技術開発・購買・物流などで、グループ各社との連携を積極的に図り、様々なシナジーを生み出してきました。
この度、あらたにセールスエンジニア1名を増強し、当社が推進する事業の多角化や競争力の強化にもつながっています。

エア・ウォーターグループのグループ図